Osaka Metro クリエイト オリジナル商品

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Osaka Metro × master-piece トートバッグ 400系モデル/バックパック 400系モデル

中央線新型車両400系をモデルにしたバックパックとトートバッグ。
メイドインジャパンのものづくりにこだわる「master-piece」のプロダクトと、400系車両のデザインを掛け合わせることで、大阪の「ええとこ」を感じられる逸品が出来上がりました。

新型車両で移動をデザイン

400系モデルのトートバッグとバックパックを考案したのは、MSPC株式会社の大柴裕太郎さん。
1994年に大阪で誕生したバッグブランド「master-piece」の営業担当として、日常で使うことを目的に、ファッション性と機能性を高い次元で融合させたプロダクトを日々世に送り出しています。業界の垣根を越えたブランドとのコラボレーションを数多く発表しているのも「master-piece」の特徴の一つ。

今回、「ええもんいっしょに」プロジェクトの取り組みとして、コラボ商品の開発に至った経緯を伺いました。

大柴
「大阪発のバッグブランドとして、Osaka Metroと一緒に良いものづくりがしたいと以前から考えていました。その中で、中央線新型車両400系の未来的なデザインや車両設備を拝見し、この車両をイメージにバッグを作りたいと強く思いました。車両前面の展望形状部分や、車両の四隅に配置されたLEDライトをバッグにデザインしたら、きっといいものが出来上がると確信したんです。」

Osaka Metroの利用者に愛着を持ってもらえるバッグに


大柴
「Osaka Metroとのコラボレーションということもあり、通勤・通学などでOsaka Metroを利用する方が使用することを想定して、バッグの制作に取り組みました。こだわったのは、電車で移動する方に適したサイズ感と機能性です。バックパックは車内で邪魔になりにくいマチ幅に、トートバッグは座席に座っても隣の人の邪魔にならないようなサイズ感に仕上げました。」

大柴
「どのシーンにも合わせられるよう、ブラックカラーとマルチカラーの2色展開にしています。普段使いしやすいブラックカラーはビジネスシーンで、中央線の路線カラーのグリーンと車体のグレーを用いたマルチカラーは、カジュアルシーンでお使いいただければと思います。」

自社ファクトリー「BASE OSAKA」での生産

「master-piece」のメイドインジャパンのものづくりを支えるのは、自社工場「BASE OSAKA」で働くスタッフたち。 様々な「ものづくり」の現場が海外へ移行する中、「master-piece」が求めるものづくりの環境をこれからも未来に残すために、2008年日本有数の鞄作りの生産拠点である大阪に自社ファクトリー「BASE OSAKA」が設立されました。

大柴
「BASE OSAKAでは一般的に職人と言われる縫製師をはじめ、裁断師、パタンナー、生産管理、修理、検品などの多岐に渡る職種の従業員が商品製作に取り組んでいます。20代前半から70代まで、幅広い世代のスタッフが在籍しており、これからの生産現場を担う若い職人たちが熟練の職人から技術を継承することで、これまでになかった新しい発想で、ものづくりの現場を支えています。」

大柴
「一部製品を除くほとんど全てのmaster-pieceの商品は、自社ファクトリーを中心に国内で生産されています。企画と生産の現場が密に連携を取ることで、プロダクトとしてのクオリティや使いやすさが向上し、メイドインジャパンのバッグブランドとして世界に誇れる“マスターピース(傑作)”を生み出しているのです。」

新型車両のデザインの再現性と機能性の追求

400系の近未来的なイメージを表現するために、たくさん試行錯誤を重ねたと語る大柴さん。
新型車両のフロントフェイスをバッグにデザインする際に、「master-piece」が誇る“異素材のコンビネーション”が生かせないかと、思案を巡らせたとのこと。
「master-piece」のバッグは、国内外のサプライヤーと共同開発した、強度、撥水性、軽量性に優れた機能素材やオリジナルのパーツを組み合わせたデザインが人気を博しています。

大柴
「バッグ中央部分には光沢のあるナイロンツイル、周縁部分にはマットでゴムの質感が特徴的なコーティング生地を用いる、というように、異なる素材を組み合わせることで、車両前面の展望形状部分を立体的に表現しました。また、車両の四隅に配置された前照灯と尾灯のLEDライト部分は、再起反射機能があるレザーを用いて再現しました。このレザー部分はバッグのデザインポイントになっている上、夜間や暗い場所での安全性にも配慮できていると思います。」

さらに、見た目だけの記念アイテムにならないよう、デザイン面に加えて機能性にもこだわった、とおっしゃいます。

大柴
「まず、センター部分に止水ファスナーを用いて、シャープなイメージを持たせながら収納スペースを設けました。また、駅の改札ではパスケースとバッグをストラップで繋いで使用している方をよく目にするので、右サイドポケットにストラップを繋ぐのに最適なナスカンを装備しています。負荷のかかる底面の生地には、1680d コーデュラバリスティック®️を使用して丈夫に仕上げている他、サイドポケットも折りたたみ傘やペットボトルが入る大きさなので、とても機能的です。」

また、トートバッグ裏面のテープ部分は、スーツケースの持ち手に固定できる仕様になっており、出張や旅行などの様々なシーンで使っていただくことが可能です。

大柴
「内装に使用しているOsaka Metroのネームも注目してもらいたいポイントです。レザーでの表現や織りネームに使用する糸の色など、様々に試作を繰り返した結果、モノクロで表現するに至りました。master-pieceのレザーネームの縁取りも中央線カラーの緑を使っておしゃれに縫い上げています。」

電車移動を楽しめるバッグに

大柴
「400系車両が走る中央線は、夢洲につながる路線でもあるので、2025年の大阪万博の会場に行く車内で、お客様が使っているのを見られたらとても嬉しく思います。 ぜひ、新しいバッグを持って新型車両400系の移動を楽しんでいただき、こだわりのサイズ感や機能性を体感してください。master-pieceのものづくりの良さをきっと感じていただけるはずです。」

Project Partner

私たちが作りました。

MSPC株式会社
大柴 裕太郎

大阪市中央区に本社を構えるMSPC株式会社。
日常で使うことを目的に、ファッション性と機能性を高い次元で融合させたプロダクトを追求するバッグブランドで、バッグ・財布などの営業を行っている。

Osaka Metro クリエイト 販売スタート! Makuake